東京お台場パレットタウンにあるチームラボは、2018年6月オープン以来大人気のデジタルアートミュージアム。
このミュージアムの存在を私に教えてくれたのはなんとギリシャ人。SNSに素敵な写真がアップされていることも多い、外国からも注目されるチームラボボーダレスなんですね。
せっかく行くなら、自分だってあの世界で…あんな感じにこんな感じに撮られたい!と思うもの。
映える服装って?どんな服で行けば期待している写真が撮れるのでしょうか?
チームラボボーダレスとは?
ボーダレスとは「境界がない」という意味。その名のとおり、チームラボボーダレスは境界のないアート群による1つの世界。
光によるアートは自由にのびのびと広がります。
どこからどこまでが1つの作品というよりは、すべてのアートが影響を受け合いながら融合して、大きな1つの不思議な世界を作り出している…!
言葉で説明するよりは動画がいいかも。
まずは概要をつかみたいという人は、1分間でその素晴らしさが紹介された公式サイトの動画を見てみましょう。
一度こんな世界に入り込んで、写真を撮ってみたいと思いませんか?
お台場チームラボで映える服装とは?
誰もがたくさん写真を撮りたくなるミュージアム。思い出に残る素敵な写真を撮りたいですよね。
気になる服装や持ち物などについてです。
どんな服装や靴がいい?ロングスカートは?
それではお台場チームラボへはどんな服装で行ったらいいのでしょうか?
ヒールはNG!動きやすい靴で
チームラボボーダレスは意外と広くてたくさん歩きます。また床に高低差があるのも特徴。アスレチックのようになっているエリアもあるんですよ。
おすすめは歩きやすいスニーカー。
パンプスの場合はヒールがほとんどないフラットなタイプを。ヒールはNG!そして、スポッと脱げにくいことも大切です。
ヒールやサンダルで来た人のためには靴のレンタルもありますけど、やっぱり自分の靴がいいですよね。
せっかくトータルコーディネートして来た時に、全然合わないデザインの靴を貸してくれてもテンション下がりますよ。いくら履きやすいとしても。
やはりパンツスタイルが安心!
大切なのは動きやすい服装で!ということです。
飛んだり跳ねたり…と身体を使って思いっきり楽しみたい方、何かあったら必ず登りたい方には絶対にパンツスタイルがおすすめ。
お台場チームラボの中は広くて、普通に歩くだけでも高低差があります
そう考えると、服装はパンツスタイルが1番。やはり安心ですね。
ロングスカートはOK?
ではスカートはどうしてもどうしてもダメなのでしょうか?
公式サイトには注意事項として以下のような記載があります。
ネットで調べるとスカートはNGというアドバイスが多いですね。確かにパンツをおすすめしておいた方が問題ありません。
でも実際にお台場チームラボに行った時にはロングスカートの人は結構いましたよ。
ロングスカート…実際はそれほど困りませんでした。素材やデザインにもよりますが、落ち感があって身体のラインになんとなく沿うタイプのスカートは広がりません。例えば…足のラインに沿うこんな感じのスカート。細かいプリーツがあるので、それほど歩きにくいということはありません。縦のラインが強調されるので着痩せ効果も。
[セレクトリベリー] プリーツ サテン ミニプリーツ スカート ロング丈 タイトスカート ロングスカート ストレート 212518 グレージュ M
ギャザーやフレアがある広がったデザインの場合は、スカートの中が見えてしまう心配がありますよね。
ロングスカートは上手に選ぶと体型カバーの強い味方。パンツスタイルが苦手な方は、タイトなラインでそれでいて動きやすい素材のロングスカートを選択肢に入れてみるのも「あり」かと。
また、スカートの中にインナーパンツを履いて対応するという方法もありますね。
短いスカートはNG
いくらスカート擁護派の私だって、ミニスカートはおすすめできません。
チームラボボーダレスの中は床が鏡張りのところもあるので、映りこみが気になるもの。スカートの中まで映っていたらショックです。
その時は夢中になっていて気づかなくても、あとから写真を見てびっくり!というのは避けたいですよね。
ロングのスカートの場合であっても、床が鏡張りのエリアで写真撮影する時には足を開いて立っていないか注意した方がいいでしょう。
「すべって育てる!フルーツ畑」というお花の滑り台を滑りたい人は、いくらなんでもスカートはちょっとマズいでしょう。パンツスタイルにしておきましょうね。
上から巻くための布の貸し出しもありますが、借りている人は見ませんでした。
写真に撮られることを考えても、借りた布を腰に巻くよりは自分の服でコーディネートを完成させておいた方がいいですね。
服装は黒か白がおすすめ
様々な色の光に包まれますので、写真撮影のことを考えると洋服の色は黒か白がおすすめ。
アートの一部として溶け込むなら白い服装
この動画は「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる 」という作品。1分22秒ですので、ちょっと見てみてください。
モデルの女性の白い洋服には、美しい色の花がそのまま映り込んでいるのがおわかりいただけるはず。
白と言う色は、どんな色の光もそのまま映し出してくれます。あなた自身がアートの世界に溶け込むことができますよ。
シルエットだけの人になりたければ黒い服装
私は白いロングスカートだったのですが、黒の服装にしておけばよかったと少しだけ後悔。
普段からそうなんですが、写真を撮られる時に自分はあまり目立ちたくないって人もいるんですよ。
人物が入っていない写真はつまらないので、一応アートの中に立ってみましたって感じ。写真の中では小さい黒いシルエットだけの人になるのが希望なんです。
(今回は撮影した写真をあとから黒いシルエットにして、ラインもちょっと加工しました。)
そんな話は私の場合であって、皆さんは映える服装で!
思いっきり笑顔で写真を楽しんでくださいね。
他の色の上着も持って行くという服装こだわり派も
お台場チームラボでは自分もアートの一部に。
その時を楽しむことも大事だけど、それ以上に写真を大切に考える人もいますね。撮影時に別のジャケットを着ている人もいました。
Pen (ペン) 「特集:アートの境界を超えるクリエイティブ集団 チームラボの正体。」〈2018年7/1号〉 [雑誌]
みんなはどんな映える服装でチームラボへ?
実際にお台場チームラボボーダレスに行く人はどんな服装をおすすめしているのでしょうか?
Twitterでの声をご紹介します。
そういえば、この間チームラボ行ったときに撮ってもらったんだけど…
白い服着てくと楽しいかも(≧∀≦*)
1着でデザイン違いを何着も着てる気分になった(笑) pic.twitter.com/CBVS3Pxfpw— だまん (@devil_yamada) September 7, 2019
確かに別のTシャツのように見えますね。白い服は映える服装の定番です。
先月行ったteamLab、白っぽい服で正解。チームラボの公式見たら黒い服が多くて黒が映えるのか…と思ったけど黒い服は自分が影と同化して目立たなくなるからクールな印象になって、白だと光や映像がそのまま投影された。自分をキャンバスにするのが面白いと思うなら白い服おススメ#teamlab #チームラボ pic.twitter.com/FKXWG697VS
— Rie(りえ)香港 (@japanavi) May 30, 2019
なるほど!黒はクールな印象。服装が黒の時はマスクも黒にするとさらに効果が。
自分をキャンバスにしたい人は白い服装ですね。
チームラボお台場にデート!
初めて彼女がスカート履いてくれて感激なワイ pic.twitter.com/CNy3pSiOFD— クマカン@ワッショイれ〜しんぐ (@KuMaRPS13_HA24S) September 24, 2020
えーっ、彼女がスカート履いてくれるってそんなに嬉しいものなんですね。
微笑ましいです!可愛いですね!
どうします?彼がそんなに喜んでくれるんなら・・・という選択もありかも。悩ましい。
彼には喜んでもらいたいけれど、無関係な他の男性たちは喜ばせたくありませんものね・・・
この間
チームラボへ行きたいが故に
作った服です!!映像が映えるよう真白に!!
でも、7種類の白い生地や
リボン、レース、毛糸などなど……
色々 遊んでみました!!!!ちゅうさんの
作ってくれたお靴は
サイドに
Irisの文字がっっ!!!!
素敵✨✨#うたプリ手芸部#プリンスキャット pic.twitter.com/GSyFSELF1S— まっすぅ+ (@mmmassuu2) December 15, 2018
チームラボへ行くために映える服装を手作りしてしまう方もいらっしゃるんですね。やっぱり白!
とっても楽しみなお台場チームラボボーダレス。泊まりがけで行く予定の人は、お台場のホテルの記事もチェックしてみてくださいね。ちょっと豪華な気分が味わえるプランですよ。

ロッカースペース
ミュージアムに入ってすぐ左にロッカースペースがあります。スマホや貴重品だけを見につけて身軽になって中に入りましょう。
ロッカーは有料ですが、最後にお金は戻ってくるので実質無料です。
ベビーカーなどを固定しておくスペースもあります。私は小さいスーツケースを持っていたのですが、そこに置いておけたので安心でした。鍵付きのチェーンのようなもので固定できます。
泊まりがけでお台場に行って、ホテルをチェックアウトした後に立ち寄ったとしても大丈夫です。
お台場チームラボボーダレスで見逃せない作品
自由にさまよって楽しむ世界とわかってはいても、10,000㎡もある複雑で立体的な世界。
せっかく行ったのに話題の作品を見逃してしまって、帰宅後に気づいたらショックですよね。
お台場チームラボボーダレスの数ある作品の中でも、特に人気が高いもの話題になっているものをご紹介します。
人々のための岩に憑依する滝
デジタルアートミュージアムの数多くの作品の中でも特に有名なので、インスタグラムなどで写真を見た方も多いことでしょう。
この時は空いていて、岩の上に登ってひとりだけの写真を撮ることができました。水の流れの上に立つと流れが変わるデジタルアート。高い所にひとりで登り、光の中に包まれるのは初めての体験でワクワクしました。
そこを訪れる人の動きがあって、はじめてひとつの作品が完成しているだなんて。これまで見たことのないまったく新しいタイプのミュージアムです。
しばらくしてから再度同じ場所を訪れると、まったく違う雰囲気に。
そしてまたしばらくして同じ場所に戻ると、たくさんの人が。
1階のわかりやすい場所にありますので、時間が許せば何度か訪れて変化を楽しむのもおすすめ。
もし大人数で行った時には、万が一はぐれた場合の待ち合わせ場所にしておくのもいいかもしれません。
呼応するランプの森
中2階のような少しだけわかりづらい場所にある大人気の作品。見逃さないでくださいね。
順番待ちして中に入りました。滞在できる時間は限られているため、写真を撮っているとあっという間に持ち時間は過ぎてしまいます。
人が立ち止まりじっとしていると、そこから最も近くのランプが輝いて。その光は近くのランプに次々と伝わって行きます。それで「呼応するランプ」なんですね。
次々と色が変わる幻想的な世界を楽しんでみてください。
花の森で生まれ、花と共に生きる動物達
ミュージアムの中を歩いていると、通路の壁には美しい動物達の歩く姿が。
たくさんの花が集まり動物を形作っています。人々が触れると散っていく花々。そこを訪れる人々の影響を受けながら動きのある作品になっているなんて素敵です。
地形の記憶
高低差のある地形をゆっくりとさまよう人たち。その動きによって作品の色が変わる不思議な世界です。
上の写真はおとなしい色ですが、タイミングによっては光り輝く明るい写真に。
2度と同じ瞬間はありません。
重力にあらがう呼応する生命の森
ovoidと呼ばれる卵形の形をしたものをかき分けて、中を歩きます。かなりの広さに感じました。
人がovoidを叩くと、その衝撃により色が変化してその色特有の音色を響かせます。すると、近くにあるovoidも次々に影響を受けて、同じ色に変わり同じ音色を響かせていくのです。
お絵かき水族館
個人的にはこれはとても面白かったです。
自分で描いたお魚など海の生き物たちが水族館で泳ぎます。描くと言っても塗り絵ですので安心してください。小さいお子さんでも大丈夫です。
塗ったらスタッフがスキャンして取り込んでくれて、すぐに目の前で泳ぎ出すのでちょっと感動でした。
アプリを使ってチームラボをもっと楽しむ
私は今回初めてチームラボに行ったので、おすすめどおり自由にさまよってみました。
でも次に行く時には、専用アプリを使ってもっと深く楽しんでみたいと思っています。アプリと連動して楽しめるアートもあるんですね。上の動画を見ると、ぜひもう1度行ってみたいという気持ちになります。
お台場チームラボへのアクセス
今回ご紹介しているのはお台場にあるチームラボボーダレス。豊洲にもチームラボプラネッツがありますので間違えないでくださいね。
電車で行く場合は、りんかい線東京テレポート駅出口Aから徒歩5分。ゆりかもめ青海駅北口からは徒歩3分です。
ヴィーナスフォートから行く人は、パレットタウン2階からメガウェブに向かいます。連絡通路を抜けて大観覧車の方向に進んでください。
チームラボボーダレスへの入り口は大観覧車乗り場のすぐ近くです。
お台場チームラボのチケット購入
チケットは公式サイトから事前に購入。入館日時を指定するようになっています。
その他、ローチケ、セブンチケット、イープラスでも購入できます。
当日になって現地でチケットを購入することはできません。ただし完売していない場合は当日であっても公式サイトから購入が可能です。
お台場で見逃せないスポット!チームラボボーダレスはおすすめ
見所の多いお台場の中でも大人気のチームラボボーダレス。デートにはぴったり!思い出になるような素敵な写真がたくさん撮れるのは言うまでもありません。若い人たちがうらやましくもあった1日でした。
デートだけでなく家族連れでも楽しめます。小さいお子さんが喜びそうなスポットも数多くありました。
2018年6月にオープンした比較的新しいスポットですので、すでに東京を知り尽くしている大人世代にもおすすめ。
アートとは何?という難しいことを考えずに楽しんでいいのではないでしょうか。子供の頃に私が休日に連れられて行ったところとはまったく違っていて、時代の移り変わりを感じました。
コメント