京都のカフェの魅力とは?
京都と言えば、カフェ巡りも楽しみのひとつ。いかにも京都らしい和カフェに行ってみたいと思いませんか?
町屋カフェやお茶屋さん併設のカフェは、やはり京都の特徴のひとつですね。今回は京都の中心エリアだけでなく、抹茶スイーツが期待できる宇治にまで足をのばしてみました。
実際に私が行ってみて、ランチしたりスイーツを食べたりしたカフェの中から、おすすめできるお店だけを選びまします。
京都で実際に行ってみたおすすめカフェ
それではご紹介します!
えんがわカフェ
まず初めにご紹介するのは『えんがわカフェ』。場所は四条駅からも烏丸駅からも数分の便利なところです。メインの通りから少し入っただけでこんな町屋カフェがあるのが、京都の魅力のひとつではないでしょうか。

雑誌にも紹介されている人気カフェのようですが、遅めのランチだったので店内には私以外には1組。中庭が見える「えんがわ席」に通してもらえたおかげで、ゆったりとした時間を過ごせました。

「生麩入りキッシュ」も気になったけれど、ご飯が食べたい気分で「気まぐれごはん」850円を選択。

いかにも「中華」という味付けだと嫌だなあと少しだけ不安はあったのですが、「カフェご飯」っぽい麻婆茄子で嬉しかったです。山椒と生姜がアクセントになっていて、ご飯に合います。
食後に別料金(150円)で紅茶をお願いして、さらにのんびり。

お料理してくださったのは、感じのいい若い女性。店内の写真を撮らせていただきました。
どこに行っても観光客だらけの京都ですが、他の人と時間をずらすのがおすすめ。印象がまったく違うはず。もし満員の時間帯にカウンター席であわただしい食事だったなら、ここまでの満足感はなかったと思います。
一保堂 喫茶室 嘉木
『一保堂 喫茶室 嘉木』は、寺町通りにある老舗のお茶屋さん『一保堂 本店』に併設されたお店です。
お昼少し前に入店したところ、私以外は外国人の若いカップルだけ。お茶の淹れ方について、スタッフから英語で説明されていました。
極上ほうじ茶と生菓子のセット648円(税込)を注文。少し緊張しながら、運ばれて来るのを待ちました。
もちろん私は日本人だけれど、ほうじ茶でさえ正しく淹れる自信はありません。
「外国人なみにわかっていませんので、よろしくお願いします」と伝えたところ、「大丈夫ですよ」と笑顔で丁寧に説明してくださいました。
大さじ4杯もの茶葉を急須に入れます。(わぁ!贅沢。家ではこんなにたくさん入れていませんでした。)ポットのお湯を注ぎます。一煎目は20秒後に茶碗に注ぎ入れます。
香りを楽しむためにも、そして茶葉が蒸れないようにするためにも、飲んでいる間は急須の蓋をほんの少しだけ三日月状にずらしておくそうです。
二煎目、三煎目はお湯を入れたあと、すぐに茶碗に注いでいいとのことでした。
とてもいい香りですね。喉が渇いていたので、たっぷり飲めるほうじ茶にしてよかったと思いました。

この日の生菓子は、二條若狭屋さんの「なでしこ」というお菓子でした。

『一保堂』さんの建物自体は歴史を感じさせる重厚な雰囲気ですが、喫茶室内はカウンターとテーブルの案外シンプルな内装。あまり格調高い空間だと緊張してしまうので、私としてはこのくらいがちょうどリラックスできました。
午後のお茶の時間に皆さん来店されるのでしょうか?お昼少し前は空いていたので、のんびりできました。
寺町通りのお散歩のあとのお立ち寄りにおすすめです。たった600円ほどで香り高いお茶と美味しい和菓子が味わえて、ゆっくり休憩できて。しかもトイレもとても綺麗ですし、おすすめのスポットです。

上の写真は、茶葉を販売している店内で撮ったものです。自宅用と友人のお土産用に「極上ほうじ茶」を購入しました。

併設の 『一保堂 喫茶室 嘉木』 以外に、上の写真のようなお茶のテイスティングができるお部屋がありました。玉露、煎茶、抹茶、ほうじ茶を味わえて1080円です。ここでは和菓子は提供されないためか、 『一保堂 喫茶室 嘉木』 の方が人気ですね。
なお、一保堂の香り高いお茶は楽天市場でもお取り扱いがあります。
![]() | 〈一保堂茶舗〉煎茶「芳泉」・極上ほうじ茶・極上玄米茶中缶詰合せOBG4A3[N]glm【RCP】_Y110428000501_0_0_0 価格:4,644円 |
中村藤吉 宇治本店

JR宇治駅からすぐの大人気店『中村藤吉 宇治本店』に行ってみました。さすが噂のお店。平日のお昼でも名前を記入して1時間ほど待ちました。
抹茶を使ったスイーツにも惹かれましたが、ランチがまだだったので「きつね茶蕎麦」(900円)を注文。あっさりとしていて美味しかったです。
上の地図は、JR宇治駅からすぐの『中村藤吉 宇治本店』です。

上の写真は『中村藤吉 平等院店』です。JR宇治駅から徒歩10分、宇治川のほとりにあります。まさに川に面していますので、運良く景色が見える窓際の席に座れると嬉しいですね。
伊藤久右衛門 宇治駅前店
こちらの 『伊藤久右衛門 宇治駅前店』 もJR宇治駅南口からすぐのところです。2017年11月にオープンしたばかりなので、明るくきれいな印象のお店でした。

店舗に併設された茶房では、抹茶を使った様々なスイーツを味わうことができます。待ち時間なくスムーズに席へ。

抹茶あんみつ(780円)をいただきました。丹波大納言小豆、抹茶アイスクリーム、白玉だんご、抹茶ゼリーなどと結構のボリューム。お好みでかけるように抹茶が添えられます。
実はこの写真、抹茶アイスクリームを食べようとしてスプーンを入れてしまったんです。あまりにも美味しそうで、写真のことを忘れていた私。こんなところに雑な性格が表れてしまって、失礼しました。
実際には美しく盛り付けられていますので、ご安心ください。
なお、宇治市は京都駅から電車で30分弱。のんびりできますので、宇治市観光協会のホームページを参考にまわってみるのもおすすめです。

京都のカフェの楽しみ方
京都は1年中観光客でにぎわう街。そんな京都のカフェでのんびり過ごすためには、時間をずらして少しでも空いている時に行くしかありません。
皆がランチしている時間帯に、お茶屋さんの併設カフェに行く。あるいは遅い時間帯にランチをする。そうすると、思いがけずゆっくり過ごすことができます。
宇治の超人気店の場合は、名前を書いてから2時間待ちと言われることもあるそうです。そんな時には待ち時間を利用して平等院をまわってしまうなど、時間を有効に使えるといいですね。

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