吉祥寺リンデは本格的なドイツパンが味わえるパン屋さん&カフェ。
以前の記事ではカフェ利用。そしてクリスマスの時期に人気のシュトーレンについてでしたが、今回はドイツパンを味わう美味しいランチについてご紹介します。
吉祥寺リンデはどんなお店?
吉祥寺北口サンロードにあるリンデは伝統的なドイツパンの専門店。1階はドイツパン屋さん、2階はイートインのカフェになっています。
前回は2階カフェでアッフェルヌスブロート(りんごの焼き菓子)を紅茶とともにいただきました。その時の様子と合わせて、クリスマスのシュトーレンなどもご紹介した記事はこちらになります。

吉祥寺リンデの1階はドイツパンのお店
吉祥寺リンデの1階は伝統的なドイツパンが並ぶお店です。
その品揃えはすばらしい!大好きなアッフェルヌスブロート(りんごの焼き菓子)が日本のパン屋さんで一年中買えるなんて嬉しい。ドイツ人知り合いも驚いていました。
上の写真左に見えるのは、テレビ番組などでも紹介されることのある大人気のプレッツェル。外はパリパリと香ばしくて中はもっちりで、塩加減も絶妙。ビールにも合いますよ。
ドイツパンと言えばライ麦を使ったパンがよく知られていますが、吉祥寺リンデではライ麦の含有率も様々なパンが並べられています。ライ麦を多く含むほどに酸味が増すもの。ハムやチーズ・野菜・ペーストなどとの組み合わせでさらに美味しくなります。
店内に入って左側にはサンドイッチの並ぶコーナーも。数あるドイツパンに合うのはどんな具材かしら?と思う方には参考になるはず。リンデの選ぶ具材との組み合わせは、ドイツパンの美味しさを上手く引き出してくれます。
吉祥寺リンデの2階でランチ!ドイツパンを味わう
今回のランチでは、ビーフシチューのセットを1階でオーダー。
ドイツパンにサラダ、ビーフシチュー、飲み物は紅茶を。税込950円。PayPayも使えました。
他にはクリームシチューとのセットも。ランチメニューを選ばなくても、店内に売られているパンを普通に購入して2階で食べることもできます。
シチューとのセットメニューの場合は、バスケットの中からパンをひとつ選びます。人気のプレッツェルも魅力ですが、今回のメニューにはちょっと合わないと思って。ビーフシチューに合いそうなライ麦50パーセントのパンにしました。
料理も飲み物も2階のカフェで受け取ります。
階段を上がってすぐに迎えてくれるのが、上のような可愛らしいコーナー。「プレッツェルのはじまり」というタイトルの絵本、気になりますね。
上の写真は夏に訪れた時のディスプレイ。白い貝殻が涼しげですね。
こちらはイースターの時期のニワトリと卵。
こんな小さなコーナーにも季節を感じることができるのが、吉祥寺リンデを訪れる楽しみのひとつです。
吉祥寺リンデは50-60代の吉祥寺マダムにも人気のお店。それぞれ離れて座って、ゆっくりと自分の時間を楽しんでいる方が多いようです。私が訪れたこの日はひとりランチの女性が6人でした。
日によっては、女性大勢のグループがいらっしゃる時も。そんな時はにぎやかですが、こればかりは運でしょう。
ドイツの教会音楽でしょうか。心地よい曲が程良い音量で流れる中、この日はリフレッシュできました。
こちらの写真は2021年4月に訪れた時のもの。
新型コロナ感染対策のために、テーブルとテーブルの間には仕切りが立てられています。カウンター席については、椅子の数を減らして間隔を広くとってあるのがおわかりいただけるでしょう。カウンターの上にも透明な仕切り板がありますね。
さて、気になるお味ですが、やはりドイツパンは食事によく合うパンだと実感。私はフランスに住んでいたことがあるので、「フランスはパンが美味しいでしょう」と言われることがあります。でも、個人的にはフランスのバゲットよりドイツパンが好きです。
噛みしめるほどに深い味わい。パンの大きさが小さいかもと思っていましたが、ランチにはひとつで十分。ぎっしりと重めのライ麦50%のパンは濃厚なビーフシチューとよく合います。
紅茶はリプトンの三角のティーバッグ。たまにファーストフードのお店では本当にがっかりなものを出されることがありますが、こちらは本来の紅茶の味がしっかりします。
イートインコーナーとも言えるくらいのカジュアル感ですが、それでいて雰囲気がいいですよ。大人のひとりランチにもぴったりの、トータルで見てとてもお得感のあるお店としておすすめします。
リンデで1番人気のブレッツェルのお味は?
やはり気になる1番人気のブレッツェルはお持ち帰りで食べてみました。
よくプレッツェルと呼ばれているのはアメリカの「Pretzel」から来ていたんですね。
ドイツ語では「Brezel」なので、リンデではブレッツェルと表記しているようです。
外がカリッと中がモチモチという表現をしているのを見ましたが、私が家で食べた時はそうではなかったです。
焼き立てだとそんな表現になるのでしょうか?
細い部分は確かにポキッと折れるような感じでしたが、太い部分はしっかりパン本来の味がします。なぜか、なぜかやめられなくて、取りつかれたように一気に食べてしまいました。
塩気がまた美味しいのですが、お塩がついた状態ですべて食べると塩分取り過ぎになるかもしれません。適度に落としながらでも十分塩味はします。確かにビールが欲しくなるパンですね。
吉祥寺リンデはどこにある?
JRおよび井の頭線の吉祥寺駅北口より徒歩5分。サンロード沿いなのでわかりやすいです。吉祥寺駅を背にして進んでいくと、右側に西友があるところまで来たら、左側にリンデがあります。
営業時間はAM10:00-PM7:00(オーダーストップはPM6:30)年中無休です。
お店の公式サイトはこちらです。

リンデで購入したシュトーレンのお話はこちらでご紹介。

そして、阿佐ヶ谷の美味しいパンのお店はこちら。ランチの天然酵母パン食べ放題が人気です。

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