今回ご紹介するのは、吉祥寺サンロードにある本格的ドイツパンのお店リンデです。
次々と新しいお店ができる吉祥寺において、もはや安定した人気のお店とも言えるでしょう。2階にはカフェもあるので、購入した焼き立てのパンをすぐに味わうこともできますよ。
吉祥寺リンデはどんなお店?
吉祥寺にあるリンデは伝統的なドイツパンのお店。本場ドイツの味が楽しめるのはパンだけではありません。焼き菓子やソーセージまであります。
Twitterでも評判のお店。
お家ごはんに、吉祥寺リンデのパンがあればお出かけ気分。
一本買って小分けに冷凍してトーストすると出来たての香ばしさ😋
お店の方に教えていただいて、大きいのを買うようになりました。 pic.twitter.com/aE8IXCHde6
— そよそよ (@soyosoyo_tokyo) 2019年10月27日
吉祥寺ランチ。
美味しいサンドイッチ🥯https://t.co/eAwxjqt6Y4#リンデ #吉祥寺 #フレッシュジャーマンサンド#サンドイッチ #やっぱりパンが好き #ドイツパン pic.twitter.com/EBUbAljpHU— 戸塚有紀 (@TozukaYuki) 2019年4月28日
ドイツパンはどんなパン?
西暦600年ごろから食べられていると言われているドイツパン。
今日は #ドイツパンの日 !”ドイツパン”は、ドイツだけではなく世界中で愛されて、登録されているだけでも約3200種類もあるんですよ!2014年には「ドイツのパン文化」もユネスコの無形文化遺産リストに載っています🥨 https://t.co/rGcxvtnwnH
— ドイツ大使館🇩🇪 (@GermanyinJapan) 2019年5月7日
世界で一番パンの種類が多いのはドイツなんですね。様々なサイズ、その地域に特有のものまで含めると3000種類以上にもなるとは驚きです。
ドイツのパンと言えば、ライ麦を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ライ麦はロッゲン(Roggen)。もちろん、小麦も使います。小麦はヴァイツェン(Weizen)。
また、雑穀だけでなく、かぼちゃやひまわりの種もよく使われます。おかげで繊維質やミネラルも豊富。美味しいだけではなく栄養価も高く、健康にもいいなんて嬉しいですね。
噛むほどに穀物の味わいを感じるドイツの素朴なパン。チーズやハムなどとの相性もぴったり。リンデでは、ドイツパンと相性の良い具材を組み合わせたサンドウイッチ類もあります。
吉祥寺リンデではアッフェルヌスブロートが買える!
アッフェルヌスブロート(Apfelnussbrot)を知っていますか?リンゴナッツパン?
リンゴを荒くすりおろしたものを生地に加えて、練りこんである焼き菓子。ブロートはパンのことですので、お菓子のようだけれどパンの一種の位置づけなのですね。
お口に入れると、確かに生地自体にリンゴの味を感じます。干しいちじくのプチプチした触感、くるみやレーズンもたっぷりで美味しい!ほんのりシナモンの香りもします。
この日は、アッフェルヌスブロートのスライスなどを購入して、2階で食べました。小さいように見えて、フルーツぎっしりで食べ応えが。1パックに2切れ入っていて、290円(税抜き価格)。ケーゼツビーベルベーコン240円、紅茶300円をいっしょに。税込み合計で902円でした。
アッフェルヌスブロートは、ドライフルーツたっぷりのパウンドケーキとはまったく違います。生地自体にリンゴが練りこんであるので、本当に美味しいですよ。
個人的には、リンデでこれが一番好きです。
裏を見ると、要冷蔵と書いてありますね。確かにカットしたものは冷蔵の売り場にありました。
上の写真は、スライスされていないホールのタイプです。
アッフェルヌスブロートは、ドイツでは主にクリスマスの時期に食べられるパンだとか。でも、リンデではなんと1年中販売されているんです。
ドイツ旅行中にアッフェルヌスブロートの美味しさに目覚めた私にとって、これは感動!
こういったドイツのパンが買えるお店が日本にあることに、知り合いのドイツ人も驚いていました。
吉祥寺リンデのシュトーレン(シュトレン)でクリスマス
クリスマスの時期が近づくと、最近ではあちこちのお店でシュトーレン(シュトレン)が販売されます。パン屋さんだけでなく、カルディやコンビニでも売っているんですね。
ドライフルーツが入っていて粉砂糖がふってあればシュトーレン(シュトレン)に見えますが、お味はそれぞれ。
シュトーレン(シュトレン)は元々ドイツの家庭でクリスマスに食べられている焼き菓子。本場ドイツパンのお店リンデのものは、やはり違います。
吉祥寺リンデのシュトーレンは3種類。
- クリストシュトーレン
- モーンシュトーレン
- フォルコンシュトーレン
大きなものやスライスされたものがありますが、クリスマスが近づくにつれどんどん売り切れていきますね。
吉祥寺リンデのクリストシュトーレン
こちらのシュトーレン(シュトレン)は、ドライフルーツをたっぷり使ったスタンダードなタイプ。イエス様を包んだ形を象徴しているお菓子なんですって。
クリストシュトーレンのスライスもあります。
吉祥寺リンデのモーンシュトーレン
モーンシュトーレンはラム酒を使っていないタイプ。黒ケシの種が練りこんであります。
スライスされたものもあります。黒ケシの綺麗な模様が見えますね。
吉祥寺リンデのフォルコンシュトーレン
リンデのフォルコンシュトーレンは、ヘーゼルナッツやアーモンド、レーズンがたっぷり。ラム酒もかなり入っている大人のためのシュトーレン。上の写真の右の方にあるのがそうです。私は個人的に好きなタイプですね。
もしお酒やスパイスが強過ぎるシュトーレンが苦手な場合は、楽天市場で大人気のこんなシュトーレンもおすすめ。添加物一切不使用。こだわりの材料で作られています。
実際に吉祥寺リンデでシュトーレンを購入した時のお話についてはこちらの記事もあります。

吉祥寺リンデの2階はカフェ
1階で購入したパンなどは、2階に運んで食べることができます。
お好みによりパンを温めてもらえますよ。
トレイに載せて自分で運ぶスタイルなので、カジュアルなお店。イートインですね。
ですが、写真のように木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気。
ひとりでゆっくり過ごしている大人の女性が多いのも、リンデの特徴ではないでしょうか。
店内のディスプレイは秋のイメージで可愛い。ホッとします。
店内の様子をもっとお知りになりたい方は、上の動画がわかりやすいです。
吉祥寺カフェ応援シンガーソングライターのみやもりみおさん、ありがとうございます♪
なお、吉祥寺リンデでビーフシチューとのセットランチを食べた時のことは、こちらの記事になります。

吉祥寺リンデはどこにある?
JRおよび井の頭線の吉祥寺駅北口より徒歩5分。
お店の並ぶアーケードの中を歩くので退屈しません。
営業時間はAM10:00-PM7:00(オーダーストップはPM6:30)年中無休です。
お店のサイトはこちらになります。

実際に私が吉祥寺リンデでシュトーレンを購入した時のお話はこちらの記事に。

また、阿佐ヶ谷の美味しいパンのお店はこちら。天然酵母パンが人気です。

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