ロンドン旅行と言えば、アンティークやヴィンテージの雑貨やアクセサリーなどを探すのが楽しみの方も。
ロンドン中心にある観光客向けのマーケットはどうしても高価。郊外にあるケンプトンパークのアンティークマーケット(Sunbury Antiques Market)に行ってみませんか?
今回は電車での行き方を詳しくご紹介します。
ケンプトンのアンティークマーケットとは?
1979年に始まったケンプトンのマーケットは、屋内・屋外合わせて700ものストール(お店)が出ます。取り扱ってるアイテムの数は、ロンドンのアンティークマーケットの中で圧倒的。
毎月第二火曜日と最終火曜日に開催。6:30から14:00。
私は今は旅行者として毎年ロンドンを訪れていますが、このマーケットに行けるように日程を組みます。
ロンドンから少しだけ遠いけれど、入場料無料、駐車場も無料。何しろ取り扱いアイテムが豊富なので楽しいですよ。ぜひ一度お出かけください。

ロンドンのケンプトンアンティークマーケットへの行き方
イギリスに住んでいる方ですと、ケンプトンのアンティークマーケットへは車で行く場合が多いでしょう。駐車場が広いので安心です。
【行き】London中心からSunburyへ
私は今は観光客なので、ひとりで気合いを入れて電車で行きます。Googleで検索してこの電車を選択。
マーケットの最寄り駅はKempton Parkなのですが、検索するとその時間帯は隣駅のSunburyに停車する電車しか出てきませんでした。
ロンドン中心のWaterloo6:12発の電車に乗って、Sunbury到着は6:57。そこから歩いて10分ほどですね。
切符はこの自動販売機で購入。このあたりの操作で時間がかかりそうな人は、余裕をもってWaterloo駅に到着しましょう。
自分が乗る電車のホームを電光掲示板で確認。
3番線ホーム。
乗車時間は45分ほどですが、車内はガラガラに空いているので快適。いつもこの時間に朝食。と言っても、ビスケットに果物に飲み物といった簡単な食事です。
Sunbury駅に到着。
イギリスは日本より北にあるので、日が短いです。写真では空は青く写っていますが、かなり暗い感じでした。
ホームを降りたらこんな感じ。
ここで大切なことが!
アンティークマーケットまでの10分ほどの道のりをひとりで歩くのは寂しいので、人の流れについて行った方がいいです。
写真を撮っていて置いていかれた私は、こんな道をひとりで歩きました。車の通りは多いけれど人はほとんど見かけないので、特に初めての方にはひとり歩きをおすすめしません。
よかった!ちゃんと到着。
【帰り】Kempton Parkからロンドン中心へ
帰りはKempton Parkの駅に出ました。
競馬場の広い駐車場の向こうに、Kempton Parkの駅が位置します。
上の写真は、ロンドン方面行きのホームからケンプトンマーケットの方向を撮影したものです。駐車場が見えて、その向こうがマーケットになります。
朝が早いので、半日滞在で十分楽しめますよ。
ホームには本日の戦利品を持った人も。
Google Mapではケンプトンの競馬場を示していますが、実際にマーケットが開催されているのはもっと西のエリアになります。
ロンドンのケンプトンアンティークマーケットでお買い物
マーケットは屋内と屋外に分かれています。
一般的な傾向としては、屋内の方が選び抜かれた良い物が見つかります。けれども、屋外のガラクタの中に意外なお宝が隠れていることも。それに、屋外のお店の方が値引き交渉にも応じてくれますね。
屋内はこんな感じのストール(お店)が延々と続きます。
左はボタンです。イギリスは可愛いボタンがいろいろ。
価値のあるものはケースに収められていることが多いですね。声をかけて見せてもらいましょう。
屋外は大きな家具も扱っています。
クリスマス前だったので、mistletoe(ヤドリギ)も販売されていました。
ヤドリギの下でキスすると幸せになるといった言い伝えが。ちなみに今年のコベントガーデンのイルミネーションは、このヤドリギです。

アンティークマーケットで購入した品々
購入したいものは人それぞれだと思いますが、私が今までどんなものを手に入れたかをご紹介します。
アンティークとは
アンティークとは、「100年を経過した手工芸品、工芸品、美術品」というのが現在の通説です。
ただ古いだけではダメなんですね。100年以上経過していて、なおかつ美しく価値のあるものなのでしょうね。
好きで購入したいろいろなアイテム
私はアンティークマーケットが大好きですが、実際に購入しているのはヴィンテージやジャンクと言われる物であって、そんなに高価なものはありません。
でも気に入っているものです。
手描きのカップは、おそらく実際に使うことはなくて眺めているだけです。日々使っているお気に入りのカップも別にあります。
転売が目的ではありませんので、自分さえ気に入っていて幸せな気持ちになれればいいんです!
皆さんもご自分のお気に入りの1点を見つけに、アンティークマーケットに出かけてみてくださいね。
上の写真はネストテーブル。3つの小さなテーブルを組み合わせておけるもの。日本の狭い部屋にもぴったりです。
ロンドン駐在でいずれは日本に帰る人に、こういったコンパクトな家具は人気ですね。実用性もありますよ。
ロンドンのアンティークフェアを検索できるおすすめサイト
今回はケンプトンマーケットを紹介しましたが、ロンドンでは様々なアンティークのフェアが開催されます。
今回おすすめするAntiques Atlasのサイト。ロンドンだけでなくイギリス中のどこでアンティークのイベントが開催されるのかを知ることができますよ。
驚くほど規模の大きいイベントから田舎町の小さなお店まで。イギリス在住中は、旅行先で面白いフェアはないかを検索してました。今は日本からイギリス旅行に行く時にチェックしています。
素敵なお品と出会えますように!


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