東京の神楽坂は、おしゃれなレストランやカフェが多い街。イタリアンのお店だけでもいくつもあります。
今回は、本格的なリストランテでありながら、イタリアの家を訪れたようなあたたかい雰囲気のステファノをご紹介します。
ちょっと見逃してしまいそうな場所にある小さなお店。でも、実はミシュランガイド東京2015にも掲載されたことのある評価の高いお店なんですよ。
神楽坂のリストランテ・ステファノはどんなお店?
お店の名前ステファノは、イタリア人オーナーシェフのお名前です。
シェフはイタリアのヴェネト州出身。ヴェネト州と言われてよくわからない場合でも、その州都であるヴェネツィア(ベニス)なら多くの日本人が聞いたことがあるかと思います。
地方によってそれぞれ特色があるのがイタリア料理。北イタリアのお料理が好きな方におすすめしたいお店です。

神楽坂のステファノはどこにある?
ステファノの最寄り駅は東西線の神楽坂駅。1番出口(飯田橋よりの出口)を出て徒歩1分ほどのところ。
地上に出て少しだけ飯田橋駅方面に歩くと、右手に1階がソフトバンクショップで2階がガスト(ファミリーレストラン)のビルがあります。その建物の脇に小道があり、入り口に看板が出ています。
都営地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅からは、徒歩5-6分。JR飯田橋駅からも坂道ですが歩ける距離。およそ10分ほどです。
リストランテ・ステファノで本格的なイタリアンランチ
それでは、友人2人とランチに行った時のメニューをご紹介します。
メニューは下の写真のように4種類。私たちはBコースをオーダーしました。土曜日だったため、平日限定のAセットは頼めず。1番お安いのはBコースでした。
神楽坂ステファノの前菜
この日の前菜は「海老とカジキマグロの大麦サラダ 甲殻類ソース」「フレッシュトマトとバジルソース」「肉とジャガイモのコロッケ」でした。
個人的には大麦のサラダが大好き。写真で見ると普通なんですが、海老、ルッコラなど、そのものが美味しい!素材が厳選されていることが、前菜からわかります。
神楽坂ステファノのパスタ&リゾット
本来はパスタとリゾットのリストの中からひとつ選ぶのですが、どれも気になるところ。
実はイタリア料理と言えば、シチリアなど南イタリアの方が好きな桜子で、迷いました。ヴェネト州と言えば、ポレンタやリゾットははずせないかもと思い、悩む。悩む。
結局、お友達と2人でそれぞれ「パプリカと生ハムのリゾット」「自家製タリオリーニ カニとトマトのクリームソース」を注文。
シェアしたいと伝えたら、半分ずつをお皿に盛りつけてくれました。よかった!
自家製パスタは、大好きなカニとトマトのソース。期待していたとおりでした。
リゾットはやさしいお味。良い素材で丁寧に作っているという印象を受けました。
日本によくあるチェーン店のイタリア料理店って、ニンニクをがっつりきかせて、オリーブオイル&トマトソースの濃い味の大盛りといったタイプのお料理が多いではないですか。
あれはあれで安い赤ワインがすすんで、ワイワイ食べるには楽しいのですが。
このお店はまったく違うタイプです。
男性には間違いなく量が少ないです!
良い素材で丁寧に作っている、いい意味で頑固なお店ではないでしょうか?
ちなみに、パンは手作りのフォカッチャでした。
神楽坂ステファノのデザート
デザートも自家製というこだわり。
柚子のシャーベットが香り高くて美味しかったです。
アールグレイのケーキも美味でした。
写真は撮りませんでしたが、さらにコーヒー・紅茶などの飲み物がついています。
神楽坂でランチ!ステファノの位置づけは?
神楽坂には数多くの美味しいお店があります。
実は桜子は神楽坂でお友達とランチをする機会がよくあるのですが、今後も利用するかどうかを考えてみました。
2400円のランチは、けしてお安い金額ではありません。
1000円ちょっとでも美味しいランチがある地域。でも、食後に甘いものを食べてコーヒーか紅茶を飲みたくて、結局2軒目に行ってしまうんですよね。
そう考えると、たまに女友達とランチしてゆっくりデザートまで楽しめるお店として、十分あり!だと思います。
それに、忘れられないのはステファノの居心地の良さ!
オーナーシェフのステファノさんをはじめとして、すべてのスタッフの方が笑顔で感じの良い方たち。
常連さんでないと肩身の狭い思い…といった心配はありません。
神楽坂でフレンチのお店をお探しの場合には、こちらのフランス人オーナーのお店もおすすめです。

コメント